テレビを見ていると、ペヤングソースやきそばでおなじみのまるか食品から「ペヨングソースやきそば」なるものが出るというニュースがありました。
話を聞くとペヤングソースやきそばの廉価版のようです。ネーミング、パッケージとも、どこか海賊版、ばったものといった雰囲気です。まるか食品によると狙った戦略のようで、価格を落としたので名前も「ヤ」から「ヨ」へ落としたという、こじつけのようなおちまでついています。
「これは食べ比べてみないと」と思い、早速購入しました。
パッケージは見ての通りよく似ています。
ペヤングよりもペヨングの方が重量が20g程度少なく、カロリーも約100kcal低くなっています。
中を開けるとさほど中身は変わりません。
かやくを開けて入れると、ここに少し違いがあります「鶏ひき肉」がペヨングには入っていません。やはり肉が入っていないのは少し寂しい気がします。
ソースを加えると、少しペヨングの方が薄い気がします。
早速試食しました。実は私ペヤングも食べるのが初めてなのです。食べてみると、焼きそばUFOに比べると物足りない感じです。普通のカップ焼きそばです。次にペヨングを食べてみました。なんとなく違う気がします。ベビースターラーメンをお湯につけて食べているような、風味と食感です。テレビでは、麺はほとんど一緒のようなことを言っていましたが、私には違う気がしました。あと、少し薄味な気がします。
結果から言うと、ペヤングの方がおいしいかなと思いますが、目をつぶって食べたら区別がつくかどうか微妙なところです。
やきそばが食べたいという人はペヤングを、例えばお弁当のお供であったり、小腹がすいたときはペヨングを食べるのかなと思いました。
かいかぶりかもしれませんが、今回のペヨング発売はなかなかの戦略だと思います。ペヤングの価格を落とすのではなく、廉価版を作ることによってペヤングの価格を保持し、ペヤングのブランド価値を相対的にあげることができるのではと思っています。何かユニクロとジーユーに似ていると思いました。売り上げはどうなるのでしょうか。ちょっと楽しみです。