私は、仕事柄携帯電話を電話かけ放題、データ無制限にしたいので、ガラケー(ビジネス用)とスマホ(プライベート用)という2台持ちをしています。
ところが、2台を携帯するのはかさばってどうにかしたいと思っていたところ少し前からデュアルSIM対応のスマホが登場してきました。
その中で、私が気になっていたのが、ASUS Zenfone3とFREETEL 雷神(RAIJIN)でした。
デュアルSIMにするという大前提なので、外部メモリ(SD)は挿せなくなります。
FREETEL 雷神(RAIJIN)は64GBとASUS Zenfone3の32GBよりも本体容量が大きいので雷神(RAIJIN)を買うことにしました。
ここではデュアルSIMを中心にRAIJINのレポートをしたいと思います。
まずは、SIMの選定から。
1枚目のSIMは電話かけ放題のデータ通信なし、2枚目は音声通話付きデータ通信SIMです。
RAJINのスペックから1枚目のSIMはNTT docomoの電話かけ放題プラン(Xi契約)、2枚目は妻が「テレビで宣伝しているから」ということでMineo(マイネオ)の音声通話付き3GBにしました。
NTT docomoの電話かけ放題プランはFOMAとXiの契約があるのですが、Xiにしないと契約手続きがうまくいかないようです。FOMAでも契約できないことはないようですが、店員さんの「Xiでの契約をお勧めします」ということで押し切られXiで契約しました。
2枚のSIMを購入して、早速スマホ本体にSIMを挿します。
FREETELの電話サポートに確認して、SIMスロット1にXiのマイクロSIM、SIMスロット2にMineoのナノSIMを挿しました。
FREETELによると、この挿し方でしか動作検証をしていないということでした。
挿して設定すると、2本電波が出ています。
「お~、デュアルSIMや」と思いました。
挿したのはいいですが、よく考えると、電話をかける時と受ける時のSIMの優先設定と区別はどうなるのだろうと色々触ってみました。
まず、電話をかける時のSIMの優先順位は「設定」アイコンの「SIMカードとモバイル通信」の「優先SIM」の項目で設定します。
今回の場合、モバイルデータはMINEO(SIMスロット2)、通話とSMSはその都度確認で設定しました。
さて、問題は電話を受ける時です。どちらの番号でかかってきたかを確認したいと思いましたので、どうしたものかとスマホを触るとSIMスロット1と2のところをそれぞれ長押しするとSIMの名前を編集することができます。
そこで各SIM に名前をつけると、例えばSIMスロット2(MINEO)の電話番号あてにかかってきたら下の写真のように表示されることで区別されます。
着信音で区別したいと思いましたが、各SIMに着信音を設定することはできないようです。
アドレス帳で各リストの着信音設定で区別する方法があるようですが面倒です。
これでデュアルSIMに関する設定ができました。
RAIJINを使い始めての私の評価ですが、ネットなどの評価では賛否両論あるようですが、私は全体的に満足しています。
前のスマホではSIM性能もあるかもしれませんが、動画再生がWi-Fiでやっと動く感じで不便でしたが、今回はSIM上でもWi-Fi上でも快適に動きます。
ネット閲覧もサクサク動きます。
ゲームはほとんどやらないので、なんとも言えませんがネットの評価では性能限界があるようです。
UIはFREETELのUIがついていますが、ネットの評価があまりよくないので試していません。
バッテリーは容量が5000Ahと大きいので当然長持ちします。結構ヘビーに使っても2日は持ちます。個人的には毎晩充電すればいいと思っているので、重くなるなら大容量にしなくてもいいのではと思います。
重量感はやはり感じますが使っていると慣れ、前のスマホを持つと「やっぱり重い」と思いだします。
もちろん持ち歩きは非常に楽になりました。
長く使いたいスマホです。